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放射能を測る単位についてUnit of radioactivity

放射線の単位には、放射能を出す方に注目した単位と、放射能を受けた方に注目した単位の2つに大きく分けられます。
代表的な単位である「ベクレル」は出す方に、「グレイ」や「シーベルト」は受ける方に注目した単位です。

放射性核種

放射能を測る単位「ベクレル」(Bq)は物質が放射線を出す能力つまり放射能を表す単位です。放射線は放射性物質が壊れることによって放出されますが、「ベクレル」は1秒間に放射性物質が壊れる(壊変)数を表します。例えば1秒間に1回原子核が壊れる放射性物質ならば「1ベクレルの放射能がある」ということになります。
ベクレルは放射線を発見した科学者のアンリ・ベクレル(仏の物理学者:1852~1908年)からとった名前です。

グレイ

放射線が物質に当たったとき、その物質に吸収される放射線量を表す単位をグレイ(Gy)といいます。対象とする空間の単位時間あたりのグレイを空間線量率といいグレイ/時(Gy/h)と表します。

放射性核種

人体への影響を測る単位「シーベルト(Sv)」は人体への影響を表す単位です。人体への影響は放射線の種類や放射線を受けた箇所によって異なります。これを考慮して一つの単位で影響の程度を表せるようにつくった単位が「シーベルト」です。
具体的には上記の「グレイ」に、放射線の種類による放射線荷重係数と組織荷重係数(生体組織への影響度)を乗じて算出します。
放射線防護の研究で功績のあったロルフ・マキシミリアン・シーベルト(スウェーデンの物理学者:1896~1966年)にちなんだ名前です。放射線を受けることを「被ばく」といい、受けた放射線の量を「線量」あるいは「被ばく線量」といいます。
「シーベルト」はこの「被ばく線量」の単位ということになります。
ちなみに、1人が1年間に自然界からの放射線を受けている量(「自然放射線」)は世界平均で2.4ミリシーベルトといわれています。

【自然放射線のうちわけ】
宇宙から 0.39ミリシーベルト
大地から 0.48ミリシーベルト
食物から 0.29ミリシーベルト
大気中のラドンなどから 1.26ミリシーベルト

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