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放射性ヨウ素とセシウムについてcesium / iodine

放射性核種とは

たとえば、自然界に多く存在するカリウムという元素は、同じ原子番号でも異なる質量の物質が存在します。 このうち、カリウム39とカリウム41は放射能をもたないので安定核種と呼び、カリウム40は放射能をもつので放射性核種と呼びます。
このように同じ原子番号の物質でも『放射能を持つ物質』もしくは『放射線を出す物質』と出さない物質が存在するわけです。

ヨウ素とセシウムの危険性

原子力発電所では、「ウラン235」という放射性物質を燃料として使用しています。さらに原子炉の運転による核分裂反応などによって、「ヨウ素131」「セシウム137」「コバルト60」「プルトニウム239」などが生成されます。今回の原発事故ではこれらの放射性物質が飛散していると考えられますが、原子爆弾の材料として知られるウランやプルトニウムよりも、危険性が高いと注目されているのはヨウ素やセシウムなのはなぜなのでしょうか。

ヨウ素は184℃、セシウム678℃で気体となるため、爆発等で飛散する可能性が高い物質です。また半減期(放射線の放出に伴って量が半分になるまでの期間)が、ウラン238:45億年、カリウム40:12億年に比較すると、ヨウ素131:8日、セシウム137:30年と短いので、放射能が弱くなるのも早いですがその分放射線量が多いという特徴も持ちます。

また、体内への取り込まれやすさという点も重要です。 ヨウ素131は人間の甲状腺に取り込まれやすく、甲状腺に取り込まれると排出される前に放射線を出し切ってしまいます。チェルノブイリ周辺では、子どもたちの甲状腺ガンが激増したことが知られています。 こうした理由で危険性が高いとされるヨウ素とセシウムをしっかりと見張っていくことが重要になってくるのです。

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