解決事例:空気環境改善のご提案
空気環境改善のご提案
■案件概要
居住者の1人が、邸内のある特定の場所にいると体調不良になるという事象が数か月続いていた。以前実施した漏水の補修工事が不良でカビが発生し、空気が汚染されているのではないかと不安なため、空気環境の調査をしたい。
■調査方法
- 浮遊真菌調査
- KRIセンサーによる2週間のモニタリング(温湿度・二酸化炭素・TVOC)
■調査結果
浮遊真菌は、日本建築学会環境基準未満であった。しかし、体調不良を訴える場所のみ不快指数や二酸化炭素濃度が高く、居住者の体調不良はカビよりも換気不足等による温湿度や二酸化炭素濃度の影響が大きいことが分かった。空調の常時使用による温湿度管理や、定期的な換気作業で十分解決できることが確認できた。