環境リサーチの業務をよりご理解いただくために、以下のよくある質問をご参考にしてください。
アスベスト
アスベストは、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物の総称で、石綿(「せきめん」または「いしわた」)とも呼ばれています。蛇紋岩系のクリソタイルと角閃石系のアモサイトなど6種類の鉱物を指します。
耐熱性、耐薬品性、絶縁性等の諸特性に優れている為、建設資材、電気製品、自動車、家庭用品等3000種を超える利用形態があるといわれ、かつては「奇跡の鉱物」とも呼ばれていました。
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アスベストについては、建築物等の解体等の作業におけるアスベスト粉じんの発じん性を考慮し、レベル1〜レベル3までに分類されています。
≪レベル1≫…発じん性が著しく高い
・石綿含有吹付け材
≪レベル2≫…発じん性が高い
・石綿含有耐火被覆材
・石綿含有断熱材
・石綿含有保温材
≪レベル3≫…発じん性は比較的低い
・その他石綿含有成形板
※ガスケットやパッキン材等の工業製品については、自治体や労働基準監督署への確認が必要となります
ただし、アスベストの発じん性については、密度の軽重(飛散しやすさ)や石綿含有率、劣化状況等の様々な要因に影響を受け、石綿の解体等における作業方法によっても度合いが異なることが指摘されています。
アスベスト除去工事の際は、事前に市区町村を管轄する自治体や労働基準監督署に相談されることを推奨します。
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平成29年4月に厚生労働省から「石綿飛散漏洩防止対策徹底マニュアル(2.10版)」が公表されました。
当社では、この中で追記された仕上塗材についての層別分析にも対応します。
費用や納期については、当社までお尋ねください。
必要に応じて、層の状態を詳細に記載したレポートも作成致します。
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2014年3月に経済産業省より、建材製品中のアスベスト含有率測定方法を定めたJISについて一部改正が行われました。
この改正に伴い、建材中のアスベスト含有率測定に”偏光顕微鏡”を用いた方法が追加されました。
偏光顕微鏡での分析方法はこれまでの分析方法と比べて分析工数が減少するため、短納期・低価格が可能となります。
環境リサーチでは十分な数の偏光顕微鏡と専門の技術者がおり、迅速な分析に対応できる体制を整えております。
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除去、封じ込め、囲い込み等の措置もしくは定期的な浮遊アスベスト測定が必要になります。
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アスベスト除去作業を行う工事現場では、アスベストが周囲に飛散しないように養生で囲い込みをします。
この囲い込まれた区画から外部にアスベストが飛散しているか否かを調べる必要があります。
建物内にアスベスト含有建材が使用されていると判明している場合は、その建材が劣化して剥がれ落ちたりするとアスベストが飛散する恐れがありますので、アスベストが空気中に飛散しているかどうかをアスベスト測定によって調べることができます。
アスベスト測定に関するご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。
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見た目では判断はつきません。
アスベスト調査・分析会社による分析調査が必要です。
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建材製品中のアスベスト含有率測定方法について定めたJIS A 1481-1〜5に準じた方法で分析を行います。当社はJIS A 1481-1〜5の分析法すべてに対応が可能です。
建材中のアスベスト分析の他にも、水中のアスベスト分析、土壌中のアスベスト分析等、アスベストに関する様々な分析に対応致します。
不明点等がありましたらご連絡ください。
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建物の規模、分析対象建材の数によって費用が決まりますので、別途御見積いたします。(御見積無料)
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石綿粉じんを吸入すると石綿肺(じん肺の一種)、肺がん、胸膜、胸膜等の中皮種などの病気を引き起こすおそれがあります。
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通常、以下の流れで調査を行います。
- 図面調査・・・・・・設計図書を用いた図面調査を行います。※設計図書が無い場合はご相談ください。
- 目視調査・・・・・・図面調査を基に現場を確認し、目視調査を行います。
- 検体採取・・・・・・アスベスト含有の可能性がある建材の一部を採取します。
- 分析・・・・・・・・・・採取した建材をラボにて分析し、アスベスト含有の有無を判定します。
当社では、アスベスト調査だけではなく、アスベスト分析・アスベスト測定までを含めた業務を一貫して行うことが可能です。
お客様が採取した建材を送付していただいて、当社でアスベスト分析のみを行うことも可能です。
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建築物の壁材、屋根材、外装材、内装材など多くの場所で使用されています。
飛散性の吹付け材と非飛散性の成形板とに分類されています。
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- 昭和50年に含有5%超の吹付け原則禁止
- 平成7年に含有1%超の吹付け原則禁止
- アモサイト、クロシドライトの使用禁止
- 平成18年アスベスト全面禁止(含有率0.1%)
- クリソタイル全面禁止
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