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カビ調査の流れFlow of mold investigation

カビ調査の流れ

環境リサーチでは、日本建築学会環境基準に準拠したカビ調査を行っています。カビ調査に関しては国内外で環境基準値が定まっていないため、カビが発生しているような問題箇所とカビの問題が生じていない箇所とで測定した結果を比較することを推奨しております。

サンプリング

当社が行っているカビ調査の方法は2つあります。

  • 拭き取り調査

    壁や床・天井等の一定面積当たりの局所的なカビ調査を行う方法です。
    対象物表面の一定面積を拭き取り用の綿棒で拭き取ります。その後、綿棒を分析室に持ち帰り、希釈等の処理を行い、培地上に流し込み、培養します。

  • 浮遊真菌調査

    室内空気中にカビがどの程度浮遊しているのかを調査する方法です。
    機材の内部に培地をセットしたエアーサンプラーを使い、一定量の室内空気を採取します。
    その後、培地を分析室に持ち帰り、培養します。

それぞれの調査を同時に行うことが一般的ですが、個別に行うこともあります。

培養~分析

培地を25℃の恒温槽(インキュベーター)に入れ、カビのコロニーが十分に形成されるまで1週間程度培養します。

培養 1日後

培養 7日後

  • 計数分析

    試料中にどのくらいのカビがいるのかを調べる分析方法です。
    培地に形成されたカビのコロニーを数え、一定面積及び容積あたりの数に換算し、菌の数を算出します。

  • 同定分析

    試料中にどんなカビがいるのかを調べる分析方法です。
    カビのコロニーの外観・色・臭気・及び菌糸を顕微鏡で観察します。異なる菌種があればそれぞれを選択し、分離培養及びスライド培養します。その後、再度顕微鏡で特徴を観察し、カビの種類を特定します。
    ご要望に応じてFE-SEM(電界放出形走査電子顕微鏡)を用いて、より詳細な観察を行います。

アスペルギルス属

  • 光学顕微鏡画像 400倍

  • FE-SEM画像 700倍

  • FE-SEM画像 23,000倍

ペニシリウム属

  • 光学顕微鏡画像 400倍

  • FE-SEM画像 1600倍

  • FE-SEM画像 1,300倍

カビの種類を特定することで、そのカビが「安全なのか、それとも有害なのか」といったカビそのものの性質や、カビが生育する環境(温度、湿度)等を把握することが出来ます。
また、カビの種類に応じた対処法や今後の予防策を検討することも出来ます。

参考文献
日本建築学会編『浮遊微生物サンプリング法基準・同解説』(2013)
日本建築学会編『微生物による室内空気汚染に関する設計・維持管理基準・同解説』(2013)

カビの調査に関しては下記までお問い合わせください。

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