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シックハウス症候群の原因Cause of Sick house syndrome

化学物質の室内濃度指針値

厚生労働省では、表中に示す13種の化学物質に関する室内濃度指針値を定めています。(平成15年9月末現在)これらは、現状において入手可能な科学的知見に基づき、人が指針値以下の暴露を一生涯受けたとしても健康への有害な影響を受けないであろう、との判断により設定されたものです。
この指針値は「重量濃度(μg/m3)」で定められています。重量濃度は室温による体積変化の影響を受けません。また、一般的には空気の濃度の単位としては、「体積濃度(ppm)」が用いられることから、その換算値も合わせて示していますが、体積濃度は室温による体積変化の影響を受けるため、“室温が25℃の場合”として換算しています。
また、複数の揮発性有機化合物の混合物の濃度レベルである「総揮発性有機化合物(TVOC)」について、暫定目標値(400μg/m3)が定められていますが、この値は、室内空気質の状態の目安であり、健康への影響という視点から算出されたものではありません。表中の右欄にはこれらの化学物質の発生源と考えられる主な建材等の例を示しました。

室内濃度指針値と発生源の例

化学物質名 濃度指針値 気中濃度 25℃換算 発生源の例
1.ホルムアルデヒド 100μg/m 0.08ppm 合板、パーティクルボード、壁紙用接着剤に用いられる尿素系、メラミン系フェノール系等の合成樹脂、接着剤、防腐剤
2.アセトアルデヒド 48μg/m3 0.03ppm 接着剤、防腐剤等
3.トルエン 260μg/m3 0.07ppm 接着剤、塗料等
4.キシレン 870μg/m3 0.20ppm 接着剤、塗料等
5.エチルベンゼン 3800μg/m3 0.88ppm 接着剤、塗料等
6.スチレン 220μg/m3 0.05ppm ポリスチレン樹脂等を使用した断熱材等
7.パラジクロロベンゼン 240μg/m3 0.04ppm 衣料の防虫剤、トイレの芳香剤等
8.テトラデカン 330μg/m3 0.041ppm 灯油、塗料等
9.クロルピリホス (小児の場合) 1μg/m3(0.1μg/m3) 0.07ppb(0.007ppb) 防蟻剤
10.フェノブカルブ 33μg/m3 3.8ppb 防蟻剤
11.ダイアジノン 0.29μg/m3 0.02ppb 殺虫剤
12.フタル酸ジ‐n‐ブチル 220μg/m3 0.02ppb 塗料、接着材等の可塑剤
13.フタル酸ジ-2-エチルヘキシル 120μg/m3 7.6ppb 壁紙、床材等の可塑剤

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