環境リサーチの業務をよりご理解いただくために、以下のよくある質問をご参考にしてください。
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室内空気環境測定(シックハウス)
<ホルムアルデヒドやVOCによる健康影響>
- ホルムアルデヒドは、室内濃度が高いと、目、鼻、喉などに刺激を感じ、さらに高くなると、不快感、流涙、くしゃみ、咳、吐き気などを起こします。
- トルエンは、高濃度では喉や目に刺激があり、長期的に暴露した場合には、頭痛、疲労、脱力感などの神経症状や不整脈を起こすことがあります。
- キシレンは、高濃度では喉や目に刺激があり、長期的な暴露では頭痛、めまい、意識低下などを起こすことがあります。
- エチルベンゼンは、高濃度の短期暴露では、喉や目に刺激があり、数千ppmになるとめまいや意識低下を起こすことがあります。
- スチレンは、高濃度の場合は、目や鼻への刺激、眠気、脱力感、めまいを引き起こすことがあります。
- パラジクロロベンゼンは、高濃度の短期暴露では、目や鼻、喉への刺激、肝臓や腎臓などの機能低下を引き起こすことがあります。
- テトラデカンは、高濃度の場合には麻酔作用があり、皮膚の乾燥や角質化、亀裂を引き起こすこともあります。
- 参照情報:
シックハウス症候群は、原因となる住宅を離れることで、のどの刺激・痛みや頭痛・集中力困難などといった症状が消えてしまいますが、化学物質過敏症は微量でも原因となる化学物質に触れると症状が出る場合があるといわれています。
(出典:「シックハウス辞典」日本建築学会編)
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