環境リサーチの業務をよりご理解いただくために、以下のよくある質問をご参考にしてください。
騒音・振動
空気などの媒質中を伝搬する波(音波)のことです。その音波が人間の耳に達して鼓膜を振動させ、それが神経により脳に通じて知覚されます。人は音を耳で感じるとき、音の高さ・音の大きさ・音色から音の違いを聞き分け判断しています。
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聞く人にとって心理的な不快な音、邪魔な音をすべて騒音と言います。
JIS Z 8106:2000の音響用語によれば、騒音(noise)は不快なまたは望ましくない音、その他の妨害と定義されています。
大音量の雑音だけでなく、ごく小さな音であっても聞く人によっては騒音と成りえます。騒音問題の難しさは聞く人によって騒音の捉え方が違うというところにあります。
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ある時間内で不規則かつ大幅に変動する騒音(非定常音)を、同時間内の平均的な騒音(定常音)に置き換えて表す指標です。
騒音に係る様々な基準において基本的な評価量として用いられています。
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工場等が発生する騒音・振動、建設工事に伴って発生する騒音・振動、自動車の交通騒音・振動などを規制する法律に騒音規制法・振動規制法というものがあります。
しかしながら、マンションの上下階の騒音や楽器の音、ペットの鳴き声など、建物内においての騒音には法による規制がありません。
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遮音とは空気中で伝わってくる音を遮断することをいいます。
たとえば、楽器の音やスピーカーの音を外に透過させないということです。
また吸音とは音の反射を防ぎ、部屋内の響きを抑えるということです。
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空気中を伝わって耳に届く空気伝搬音と、足音や物の落下音が床や壁を伝わって聞こえる固体伝搬音の2種類があります。
空気伝搬音は飛行機の音や自動車の音など、固体伝搬音は上階の足音や地下鉄の振動音、トイレの排水音などが挙げられます。
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